2025/03/21
犬の保湿は必要?|犬の皮膚が乾燥しやすい理由とスキンケア法を解説
「犬の皮膚って厚くて丈夫そう」
「犬は毛がたくさん生えているから皮膚が守られていそう」
このようにお考えの飼い主さまは多いのではないでしょうか?犬は人よりもデリケートで乾燥しやすい皮膚を持っています。
人は当たり前のように保湿を行なっていますが、犬にとっても、もっとも重要なスキンケアは「保湿」です。
今回の記事では犬の保湿の必要性とスキンケア方法について解説していきます。
最後までお読みいただき犬の皮膚を健康に保つためにお役立てください。
目次
犬の皮膚の特徴

犬の皮膚は人の皮膚の1/3程度の厚さで、人の赤ちゃんよりも薄いため非常にデリケートです。
皮膚には紫外線やアレルゲン、微生物など外部の刺激から体を守るバリア機能があります。
しかし、皮膚が薄いのでバリア機能も弱くなりやすいです。また皮膚がアルカリ性に傾いているため、細菌が増殖しやすいです。
犬の皮膚が乾燥すると?
犬は全身を毛で覆われていますが、人よりも皮膚がデリケートで乾燥肌になりやすいです。
皮膚が乾燥しているとさまざまなトラブルにつながるので日頃から皮膚と被毛の観察をしましょう。
乾燥している時に出る症状には以下のものが挙げられます。
フケがでる
フケは皮膚の角質が古くなって剥がれ落ちたものです。
皮膚は定期的に起こるターンオーバーによって細胞が入れ替わります。
皮膚に乾燥がある場合はターンオーバーの周期が短くなり、未熟な角質まで剥がれ落ちてしまうためフケの量が増えます。フケが増えることによって細菌も増えやすくなるので注意しましょう。
皮膚が脂っぽくなる
皮膚が乾燥すると皮脂が過剰に分泌され、乾燥を補おうとします。
脂っぽい皮膚になると常在菌であるマラセチアというカビの仲間が増えやすくなります。
皮膚にかゆみが起きる
乾燥が進むと皮膚や被毛にも影響を及ぼし、さらなるトラブルにつながります。
かゆみにより皮膚を引っ搔いてしまうことで傷がつき、感染症を起こしやすくなります。アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎を持っている場合、症状が悪化しやすいです。
犬に保湿は必要!

保湿をすることで皮膚に必要な水分を補い、水分の蒸発を防いでくれます。
保湿により皮膚のバリア機能を正常に保つことで、さまざまな外部の刺激から体を防御します。保湿は犬にとって重要なスキンケアです。
保湿剤の種類とケアの方法
これまで保湿の重要性を解説してきましたが、実際にどのようにケアを行っていけばよいのでしょうか。
犬の保湿剤にはさまざまなタイプのものがあるので、使いやすいものを選びましょう。ここでは保湿剤の種類と保湿を意識したスキンケアの方法を紹介します。
保湿剤の種類
人は手や身体、顏に使うものなど形状や種類を変えていますよね。
犬も部位によって使いやすいものを選びましょう。
ミスト・スプレータイプ
被毛にかけるだけなので手軽に使用でき、被毛のもつれやパサつきも防ぎます。
皮膚に届きにくいため毛をかき分けながら使いましょう。
泡・ローションタイプ
さっぱりとした使い心地でベタつきも少ないため、被毛の多い箇所や広範囲に使いたい場合におすすめです。
ジェル・クリームタイプ
少量でも伸ばしやすく保湿力もあります。皮膚に留まりやすいので、被毛の薄い箇所に向いています。優しく塗り込みましょう。
自宅でシャンプーをする場合にはドライヤーをかける前に保湿剤を使いましょう。
香りや使い心地なども大切です。保湿剤は舐めてしまっても安全な成分のものを選びましょう。
保湿剤以外のケア方法

こちらでは保湿剤以外にできる乾燥対策をご紹介します。
シャンプー剤の見直し
シャンプーをした後も皮膚の保湿機能は低下します。
皮膚に合わせたシャンプーを見つけ、保湿力が高いものや刺激の弱いシャンプーに変えることで皮膚の状態を改善できるかもしれません。
部屋の湿度に気をつける
夏場は高温多湿になるため皮脂の分泌が盛んになることで湿疹ができたり、かゆみも起こりやすくなります。外部寄生虫や微生物の動きも活発になるため、しっかりと保湿を行い皮膚のバリア機能を高めましょう。
冬場は気温が低くなりエアコンやストーブなどの暖房によって部屋が乾燥します。
加湿をおこなって部屋の湿度を50〜60パーセントに保ちましょう。
こたつ中も高温で乾燥しやすく脱水や酸欠などのトラブルにもつながるので注意しましょう。
まとめ
犬の皮膚のトラブルにはさまざまなものがありますが、保湿を行うことでトラブルを未然に防ぐことができます。日常的に保湿を行い皮膚の健康を保ちましょう。
保湿剤の種類もたくさんあるので選び方がご不安な方や保湿についてもっと知りたい方はお気軽に当サロンまでご相談ください。
奈良県生駒のトリミングサロンFLORA