犬のマイクロバブルを使ったシャンプーとは|メリットとデメリットについて解説

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犬のマイクロバブルを使ったシャンプーとは|メリットとデメリットについて解説

濡れているミニチュアダックスフンド

トリミングサロンでは、マイクロバブルというサービスがあります。
人の美容院でもマイクロバブルをしてもらえるところがあり、体験されたことのある飼い主様もいらっしゃるかもしれません。

愛犬にマイクロバブルをしてもらうとなると、実際にマイクロバブルにはどのような効果があるのか、逆にダメージはないのか知りたいですよね。

今回はマイクロバブルのメリットとデメリットについて解説します。

マイクロバブルとは

水の中の泡

マイクロバブルとは微小な気泡のことを指します。
泡の大きさは数μm~20μm程で、犬の毛の太さが20~80μmと言われていますので、非常に小さいことがわかりますね。
マイクロバブルを発生させる装置を用いて、マイクロバブルで満たされた湯船につかってもらって犬の皮膚を洗います。
細かい気泡が皮脂や汚れを吸着して浮かせるので、皮膚をこすらずに汚れを落とすことができます。

マイクロバブルのメリット

濡れているチワワ

マイクロバブルには次のようなメリットがあります。

優しく汚れを落とす

一般的にシャンプーで汚れを落とすと、シャンプー剤の刺激や洗う時の摩擦で皮膚が傷つき乾燥しやすくなり、皮膚のバリア機能の低下に繋がります。

マイクロバブルで洗うとこすらずに汚れを落とせるため、皮膚のダメージを軽減できる点が最大のメリットです。

汚れが強い場合には、シャンプーと併用することでより洗浄効果を高めることができます。

べたつきやにおいが軽減される

皮脂が多くシャンプーしてもすぐにべたつきやにおいが気になってしまう場合、シャンプーの頻度を増やしたり皮脂をよく落とすシャンプー剤を使ったりすると、より皮膚の状態が悪くなってしまうことがあります。
マイクロバブルをしてあげることで、シャンプーでは落としにくかった汚れもスッキリ落とすことができ、より少ない負担でべたつきやにおいを軽減できます。

毛並みが良くなる

毛穴の汚れや毛にこびりついた落としづらい汚れにもアプローチできるため、キューティクルが整って毛並みが良くなります。
毛が根本から立ち上がり、ふわふわさらさらの仕上がりになります。
毛玉もできにくくなるので、お手入れの負担も軽減されます。

皮膚にほど良い刺激を与える

細かい泡が弾ける感覚が、皮膚にほど良い刺激を与えます。
温かいお湯の中で気持ちの良い刺激を感じて、犬もリラックスできることでしょう。

マイクロバブルのデメリット

マイクロバブルはシャンプーと比較して、皮膚のバリア機能を守りながら汚れを落とすことができますが、皮脂を落としすぎてしまうと皮膚が乾燥することがあります。
皮膚に優しく汚れを落とすため、皮膚病がある犬でもおすすめではありますが、乾燥のせいで施術後かえって痒みが強く出てしまうかもしれません。
洗浄後に保湿をしてあげることが対策になります。

こんな犬にはマイクロバブルがおすすめ

笑っている白いトイプードル

次のような場合には、マイクロバブルが特におすすめです。

  • 汚れをスッキリ落として毛並みを良くしたい
  • べたつきやフケが気になり、しっかり洗浄したい
  • シャンプーをしてもすぐにべたつきやにおいが戻ってしまう
  • シャンプーで皮膚が乾燥しすぎたり痒みが出たりすることがある

皮膚病の治療中などで不安な方は、一度獣医さんに相談してみると良いでしょう。

まとめ

マイクロバブルはなるべく少ない負担で皮膚の汚れをしっかり落とすことができる洗浄方法です。
汚れがスッキリ落ちてふわふわの仕上がりになりますので、一度試されてみてはいかがでしょうか。

ご興味のある飼い主様は、ぜひ当サロンにてお気軽にご相談ください。